【wordpressでDB操作】データベースのテーブル、カラムを独自で追加する方法

Contents
wordpressデータベースのテーブル、カラムを独自で追加する方法
今回は、データベースの操作の方法について書いていきます。
自分の思い通りのwebサービスを開発したり、カスタマイズするという際には必須だと思うのでぜひ参考にしてみてください。
今回は、データベースのカラムの追加方法について詳しく書いています。会員機能のプラグインなどを使って作成する場合は、カラムの追加なども自動で行われることも多いのですが、自分で一から会員機能を作成する時や、プラグインをカスタマイズする、といった時には必要になると思います。
データベースについての記事は、他にも色々書いているのでぜひこちらもお読みください。
データベースの操作については、wordpressの場合はphpMyAdminというソフトがシンプルで使いやすいのでおすすめです。
phpMyAdminについては、こちらで詳しく書いているのでもしご存知でない場合はこちらもぜひご覧ください。
それでは、今回のテーマであるwordpressのデータベースのカラムの追加方法についてご紹介していきます。
追加方法については、手順自体はそこまで複雑ではないのですが、2段階の手順を踏まないといけず、つい忘れがちになるので知っている人も忘れてしまった人の参考になるかと思います。
wordpressのテーブルを追加する手順は二つある
wordpressに限らずですが、web開発においてデータベースの操作は若干手間がかかる部分でもあります。
今回はテーブルの追加ですが、こちらもやや手間がかかり、手順を二つ完了させなければなりません。つい一つだけ完了して、終わったつもりで、機能を動かし見るとなぜか”エラー”ということが起こりやすいので、ぜひ最後まで読んでおいてください。
それでは、見ていきましょう。
テーブルを追加する手順① phpMyAdminからテーブルを追加
まずは、phpMyAdminを使ってテーブルを追加していきます。

まずphpmyAdminを起動し、使用しているデータベースを選択すると、このような画面になると思います。
テーブルの一覧が並んでいる状態ですね、この画面を下までスクロールすると

テーブルを作成というボタンが現れます。
ここから作成します。作成したいテーブルの名前、カラム数を入力し、右下の実行をクリックすると完了です。
テーブルを追加する手順② phpファイルに追記する
phpMyAdminでテーブルを作成した後、つい忘れがちなのがこちらの処理です。
FTPソフトなどから、wp-indludesのフォルダを展開し、wp-db.phpファイルを開きます。
wp-db.phpはデータベースに関するコードがまとめられたファイルで、その中からこちらの記述を見つけてください。

オレンジ色で着色している部分、$tablesの記述です。ここでは、データベースで使用しているテーブルが羅列されています。
記述量が多いファイルなので、検索の際はページ内検索などで$tablesを検索すると見つけやすいです。
こちらに追加したいテーブルの名前を追記します。
usersテーブルであれば、’comment-meta’の下に’users’を追記します。
これで完了です。
wordpressデータベース カラムを追加する方法
カラムの追加方法は、テーブルとは違いかなりシンプルです。
テーブルの際は、wp-db.phpファイルを追記する必要があったのですが、カラムの場合はphpMyAdminだけで完了です。
phpMyAdminでのカラムの追加方法はこちら、

先程と同じく一覧画面からカラムを追加したいテーブルを選択します。
そうすると、このような画面になります。

そこで、画面左上の構造を選択します。
ここの構造で、テーブルのカラムの一覧と詳細を確認することができます。
この画面でまた下にスクロールしていくと、

カラムを追加するという項目があります。
ここから、実行すればカラムの追加が完了です。
名前の変更など、詳細はこちらの画面の編集から行えます。
まとめ
いかがでしょうか。
テーブルの追加やカラムの追加、データベースの操作は通常のwordpressの操作と比べてやや手間がかかる作業になりますが、慣れればそこまで難しいものではありません。
ぜひこの作業が必要な方は参考にしてみてください。